丸栄酒商(新潟県長岡市)が破産開始決定 新型コロナの影響もあり酒の販売厳しく
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、有限会社丸栄酒商(新潟県長岡市、設立1991年10月16日、資本金300万円、中村勉社長)が9月12日、新潟地裁長岡支部より破産開始決定を受けた。
破産管財人には田才淳一弁護士(柏崎きぼう法律事務所、新潟県柏崎市)が選任された。負債総額は約1,000万円が見込まれる。新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは204件目となる。
丸栄酒商は酒類の小売業として地域の一般個人や飲食店に販売基盤を構築、地酒などの取り扱いを売りに長年にわたり実績を築いてきたが、競合も多く、酒類の多様化などもあって年々商況は厳しさを増していた。
そのような中、新型コロナウイルス感染拡大に伴う影響もあり、コロナ禍収束後も改善の兆しはみられず、今回の事態に至った。
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