新潟県見附市の「ゾーン30」道路にハンプや障害物設置 自動車の速度抑制のため実証実験

発表資料より
新潟県見附市と新潟県警本部、北陸地方整備局長岡国道事務所は10月7日から、見附市内の一部の生活道路に仮設のハンプや狭さくを設置し、自動車の速度を抑制する実証実験を行う。実験期間は、11月28日まで。
見附市では一部の区域で、通学児童などの安全性を考えて時速30キロの速度規制を行う「ゾーン30」を設定。警察と連携し、路面標示や看板などを設置している。しかし、現在も抜け道として利用する車両が多く、また走行速度も速いことが課題となっている。
今回は追加の対策として葛巻地区のエリア内に、道路上にゴム製の凸部を設けるハンプや道路を障害物で狭める狭さくといった物理的デバイスを仮設で設置。対策前後の車の走行速度や交通量の分析、対策箇所の周辺住民へのアンケート調査を実施し、その有効性を確認する。
実施場所は、見附市葛巻1丁目、昭和町2丁目、中村町の一部地域。ハンプは3カ所、狭さくは2カ所設置する。
詳細については、下記の長岡国道事務所の発表から確認できる。
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