新潟県三条市の滝沢亮市長、JICAのホームタウン事業の撤回についてコメントを発表

三条市役所
JICAが9月25日、「JICAアフリカ・ホームタウン構想」の撤回を発表したことについて、新潟県三条市の滝沢亮市長がコメントを発表した。
コメントは、以下の通り。
三条市は、先般より、JICA アフリカ・ホームタウン構想を主催するJICAに対し、今後の在り方について国とともに検討することを要請しておりましたが、本日、JICAから本構想を撤回する旨の発表がありました。
また、本構想の撤回に伴い、JICA主催のガーナ共和国政府訪問団による三条市の視察及びJICAが主催する三条市を対象としたガーナ共和国に関する各種調査や企画事業については、実施しないこととなりました。
三条市がJICAアフリカ・ホームタウン認定を受けるに至った経緯は、昨年8月に三条市・JICA・慶應義塾大学SFC研究所の三者間で連携協定を締結し、取組を開始していたことから、JICAから打診を受けたものです。本連携協定では日本人学生である地域おこし協力隊が三条市内で今年1年間活動した後、JICA海外協力隊としてガーナ共和国で1年間活動を行い、その後の1年間は三条市内で地域おこし協力隊として再度活動することとなっておりましたが、本構想の撤回に伴い、本連携協定も本日付けで終了することとなりました。地域おこし協力隊としての活動は本構想や本協定の有無により制限されるものではありませんので、当該日本人学生の地域おこし協力隊としての受入れは継続していく予定です。
三条市は、従前より、姉妹都市・友好都市を始め、様々な国・地域と官民含め交流しておりました。今後も、これまで同様に、国際親善、相互理解といった目的を踏まえてまいります。
今後も、市民の皆様への丁寧な説明のもと、市政を進めてまいります。引き続き、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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