新潟県十日町市、職員2人を処分 盗撮で免職、無免許運転で減給

十日町市役所
新潟県十日町市は9月30日、職員2人に対する懲戒処分を発表した。
教育委員会事務局教育文化部文化財課の50代参事は免職処分。市内公共施設の女性用トイレに小型カメラを設置し、盗撮目的で使用者を撮影していた。上司の管理監督職員には口頭厳重注意が科された。
また、本庁勤務の40代主査は減給10分の1(3か月)の処分。運転免許が2025年1月に失効していたにもかかわらず、同年7月に気付くまでの約6か月間、公用車を21回運転したほか、通勤や私生活でも車を運転していた。上司の管理監督職員5人も口頭厳重注意となった。
市長は「再三の指導にもかかわらず、このような事案が発生し、市民の皆さまの信頼を裏切る結果となったことは誠に遺憾。深くお詫び申し上げる。再発防止に万全を期し、全職員で信頼回復に努める」とコメントした。