新潟県内でクマの目撃相次ぐ 南魚沼や湯沢など県内4カ所で目撃情報

新潟県内各地で、クマの目撃情報が相次いでいる。

南魚沼警察署によると、10月2日6時40分頃、南魚沼市津久野の県道で、体長約1メートルと約50センチメートルのクマ2頭が目撃された。クマは県道を横切っていったという。目撃場所は、民家の直近だった。

また、湯沢町大字土樽では、マンション付近で約50センチメートルのクマが目撃された。民家から約50メートルの場所だった。

一方、五泉町でもクマの目撃情報があった。五泉警察署によると、10月2日12時30分頃、五泉市石曽根にある太陽光発電所近くで体長約1メートルのクマが目撃された。クマは、道路を横切って東方向へ歩いていったという。なお、目撃場所は付近の住宅から70メートルほどの場所だった。

小出警察署によると、魚沼市米沢でも2日15時44分頃にクマが目撃された。日付川の付近に、体長約80センチメートルのクマがいるのを付近の住民が目撃した。

県内では、9月30日や27日にもクマによる人身被害が発生。また、餌となるブナが凶作でクマが人里へ降りてきやすいとして、県や警察では注意を呼びかけている。

 

【関連記事】

阿賀町で50代女性がクマに襲われ負傷、救急搬送される

体長1mのクマ1頭に頭頂部を噛まれ、病院に搬送(新潟県南魚沼市)

新潟県内のブナの実は凶作、冬眠前のクマが人里に降りてくる可能性が高いとして県が注意喚起

こんな記事も