佐渡の自然と文化を世界へ SUNがインバウンド情報サイトに特集公開

ANABA JAPAN (画像はプレスリリースより)

SUN株式会社(東京都港区)は、同社が運営するインバウンド旅行者向け観光・マナー情報サイト「ANABA JAPAN」に、新たに「佐渡特集」と「日本文化コラム」を公開した。海外からの旅行者に向けて、日本の地域資源や文化をより深く紹介する狙い。

「佐渡特集」では、日本最大の離島・佐渡島の自然や文化を取り上げる。おけさ踊りや鬼太鼓といった伝統芸能、大野亀などの景勝地、金山遺跡や能楽など歴史文化、さらにはレンタサイクル体験などを紹介。佐渡ならではの魅力を伝え、海外旅行者の来訪促進につなげる。

「日本文化コラム」では、日本酒や和食、温泉、城、日本茶などをテーマに、背景や歴史を交えて解説している。

佐渡観光は国内では知名度が高い一方、海外からの来訪者は依然として少なく、2024年の約28万人の観光客のうち外国人は約6,000人にとどまった。ただし2025年1~5月は累計2,515人と前年同期比132.1%の伸びを示しており、成長の余地が大きい。SUNは多言語での情報発信を強化することで、持続的な誘客拡大を目指す。

また、同社は2025年7月に佐渡市内に新拠点「佐渡Labo」を開設。地域に根差した発信を行うとともに、人材育成や採用を通じて地域振興にも取り組んでいる。

仲宗根俊平社長は「佐渡から日本の魅力を世界へ発信し、訪れる方々の旅をより豊かにする。それは単なる観光振興にとどまらず、地域の未来を育む取り組みだと考えている」とコメントしている。

 

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