【AIバスで行こーて!】小千谷市 AIオンデマンド交通「イコテ」運行開始 循環バス廃止後の新交通

小千谷市は、9月末に廃止となった循環バスに代わる新たな公共交通として、10月1日からAIオンデマンド交通「イコテ」の運行を開始した。

AIオンデマンド交通とは、人工知能を活用して、利用者の予約に応じて運行する乗り合いの交通で、従来の定時定路線型のバスとは異なり、利用者の需要に合わせて運行するため、時刻表に縛られず、柔軟な移動手段を提供できるとしている。

小千谷市 イコテ

小千谷市 「イコテ」利用イメージ

利用希望日の1週間前から利用当日の30分前まで、電話や公式LINE、アプリなどでの予約が可能で、運行区域は西小千谷地区、東小千谷地区、山辺地区、城川地区。乗降ポイントは公共施設、医療機関、商業施設など175か所となっている。

「イコテ」という愛称は、公募によって小千谷市の方言である「いこーて(行こうて)」から名付けられた「イコテ」に決定した。
市民が「いこーて」と声を掛け合い、気軽に利用できるAIオンデマンド交通として、高齢者などの移動支援対策や地域内での移動の利便性向上を目指す。

小千谷市 イコテ

イコテ 出発式の様子

出発式に出席した小千谷市の宮崎市長は、「イコテが末永く愛され、小千谷に新たな風を吹き込む地域交通となることを祈っています。」と期待のコメントを寄せた。

予約方法やルートは関連リンクから確認できる。

【関連リンク】
AIオンデマンド交通「イコテ」について|小千谷市

こんな記事も