銀行口座の暗証番号などを不正に譲り受けた疑いで広島県の男を逮捕 昨年新潟市で発生した強盗未遂事件への関与の疑いも

新潟中央警察署
新潟中央警察署と県警刑事部捜査第一課、組織犯罪対策課は10月9日10時10分、広島県広島市西区庚午北在住で家電修理業の男(33歳)を、犯罪による収益の転移防止に関する法律違反の疑いで逮捕した。
警察によると、男は氏名不詳の共謀者とともに2024年10月28日と30日、SNSを用いて40歳代女性から、同女性名義の2つの銀行口座の預貯金引き出しなどに必要な暗証番号や、暗号資産交換契約アカウントのログインパスワードなどを有償で譲り受けた。
男は9月3日と24日にも、同じく犯罪による収益の転移防止に関する法律違反の疑いで逮捕されている。なお、同事件はトクリュウグループ(匿名・流動型犯罪グループ)による2024年6月の新潟市中央区の貴金属買取店「おたからや」強盗未遂事件の捜査の過程で明らかになった。
警察の調べに対して男は「間違いない」と容疑を認めている。警察では男が口座を集めていたと見て余罪を調べるとともに、前述の強盗未遂事件への関与などについても捜査を進めている。
【関連記事】
【他人名義の口座譲受】広島県の自称家電修理業の男(33歳)を犯罪収益移転防止法違反の疑いで逮捕 トクリュウとみて関連を捜査
【このほかの新潟県内の事件・事故・火災】
