地域おこし協力隊から独立 三条でヴィーガン麺専門店「Biang Biang Calling」開業
新潟県三条市神明町に、プラントベースのビャンビャン麺専門店「Biang Biang Calling」が10月10日にオープンした。香り豊かな自家製ラー油と、花椒(ホアジャオ)のしびれが効いた新感覚ヌードルを提供する。
店主の山口博久さんは、三条市の「起業型地域おこし協力隊」として約1年間、地元企業・きら星株式会社の支援を受けながら、三条マルシェなどのイベント出店を通じて起業準備を進めてきた。協力隊卒業を機に、自身のブランドとして出店を実現させた。
山口さんはこれまで、バンド活動でアジア・ヨーロッパ・アメリカなど12か国を巡り、約1,000本のライブを開催。海外でヴィーガンカルチャーに触れたことをきっかけに、東京でヴィーガンバーガー専門店やカフェのディレクション、航空会社でのヴィーガン商品開発など、約15年にわたりプラントベース事業に携わってきた。
看板メニューは、注文を受けてから手打ちする幅広麺に、15種類の香辛料をブレンドした自家製ラー油と、醤油・黒酢ベースのソースを絡めた一品。花椒の香りとしびれが特徴で、すべての料理に動物性食材を使わない。中国・西安地方の伝統料理から着想を得て、女性でも楽しめるカジュアルなストリートフードとしてアレンジした。
店舗は、歴史的建造物を活用した「SHOO燕三条コワーキングスペース」1階に構える。営業時間は11時から18時、定休日は木曜日。
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