アニメ「DIY!!」の放送3周年を記念し、三条市にご当地マンホールが設置

アニメ「DIY!!」の放送3周年を記念して設置されたマンホールの蓋

新潟県三条市は10月5日、同市を舞台にしたアニメ「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」のイラストを描いたご当地マンホールを図書館等複合施設「まちやま」に設置した。

「Do It Yourself!!」は2022年10月から12月に放送されたTVアニメで、三条市が舞台となっている。翌年には実写ドラマ化され、撮影も同市で行われた。

今回のご当地マンホールは同アニメの放送3周年を記念したもので、クラウドファンディング型ふるさと納税の寄付金によって作成。目標金額100万円で7月15日から募集を開始したが、わずか5日で目標を達成した。なお、デザインは同作のプロップデザインを担当したアニメーター・加藤けえ氏がこのために描き下ろしたイラストを使用している。

三条市の滝沢亮市長

NPO法人えんがわの長野源世理事長

10月5日に開催されたお披露目式では県内外から作品のファンが駆けつけ、設置の様子を見守った。なかには、中国から訪れたファンもいたという。

三条市の滝沢亮市長は「放送3周年になるが、多くのファンに来ていただき感激している。クラウドファンディングで目標を達成して設置する今回のマンホールは、三条市ではなく、ファンの皆さんが設置したものだと思っている」とあいさつで述べた。

NPO法人えんがわの長野源世理事長も「こうした機会で、いつも多くの方に『えんがわ』と『まちやま』を利用していただいている。こうしてコミュニティをつくっていただいていることに感謝申し上げる」と話した。

マンホールの蓋は「えんがわ」のすぐ側に設置された

兵庫県から訪れた男性は「もう20回以上三条に来ていて、私以外にも全国にファンがいる。こうして、ずっと(「DIY!!」関連の)何かが起こり続けているのがファンとしてとても嬉しい」と話し、三条市へ「今後も、5年10年と続けてもらいたい」と期待を寄せた。

ご当地マンホールは「まちやま」の敷地内、JR北三条駅側の「えんがわ」すぐ近くに設置されている。

 

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