【地域産業人材育成】新潟会計ビジネス専門学校と丸善CHIが連携 書店を活用した情報リテラシー授業を開発・実証
NSGグループ 学校法人国際総合学園 新潟会計ビジネス専門学校(新潟市中央区)は、丸善CHIホールディングス株式会社(東京都新宿区)と連携し、書店を活用した情報リテラシーの授業「就労意識醸成講座 上級編 本屋で探究」を10月16日、ジュンク堂書店新潟店で実施する。地域産業を担う若手人材の育成と定着を目的に、書店の力を活用した取り組みだ。
文部科学省委託事業「専修学校による地域産業中核人材養成事業」の一環。同事業は2021年度に立ち上げられ、2026年度まで継続される。全国16か所で工業・農業・医療・商業実務などの産業8分野に分かれて展開されている。
新潟県では、新潟会計ビジネス専門学校を主体に、新潟県立新発田商業高校などの職業高校、新潟県教育庁、企業がコンソーシアムを構成。2021年度からの調査で、入職時のミスマッチには、インターネットによる偏った情報収集が影響し、生徒・学生たちの本離れが一因となっていることが分かった。
今回の授業では、書店に馴染みの薄い専門学校生に、書店が信頼できる情報の宝庫であることを伝える。編集・校閲を経た書籍の価値や、業界研究・会社情報に関する書籍、経済産業省が提供する地域経済データベースRESASなど信頼できる情報源の活用方法を紹介する。入職後に遭遇しそうな課題解決のヒントとなる本を探すグループワークも実施する。
10月16日の実証対象は、新潟会計ビジネス専門学校税理士学科の学生。
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