コロナ(新潟県三条市)が中間期業績予想を修正、空調・家電の販売価格低下や原材料価格の上昇など影響

株式会社コロナ(新潟県三条市)

株式会社コロナ(新潟県三条市)は10月23日、5月9日に公表した2026年3月期第2四半期連結業績予想を修正した。

売上高は402億円から402億2,000万円に、営業利益は4億円の赤字から6億円の赤字に、経常利益は2億円の赤字から3億円7,000万円の赤字に、親会社株主に帰属する中間純利益は1億円の赤字から2億6,000万円の赤字にそれぞれ修正した。

メーカー間の販売競争の激化などによりセパレートエアコンの販売が減少したほか、梅雨明けが早かった影響などにより除湿機の販売も伸び悩んだ。一方で、暖房機器は流通在庫が適正水準に戻ったことで当初想定より導入が進んだほか、石油暖房機の輸出も増加したことで、売上高はほぼ計画通りとなる見込み。

利益面は、空調・家電機器の販売価格低下と数量減少、原材料などの仕入価格の上昇により、当初予想を下回る見込みとなった。

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