妻有ビールの髙木千歩氏が令和元年度女性のチャレンジ賞を受賞

「地域おこし協力隊」として新潟県十日町市に移住して起業

新潟県は25日、妻有ビール株式会社(十日町市)の髙木千歩代表取締役が、令和元年度女性のチャレンジ賞(内閣府男女共同参画担当大臣賞)を受賞したと発表した。

髙木氏は2011年、両親の出身地である十日町市に「地域おこし協力隊」として移住。活動後は十日町市に定住し、2014年4月、移住者4人で地産地消をテーマにしたビアレストランをオープン。県内外客に地元食材を使ったメニューを提供し始めた。

2016年4月には体験交流型ゲストハウスをオープン。農業体験、地元住民との交流イベントを実施するほか、コンサルティング事業や移住促進・交流事業も手掛けている。

「十日町産のビールはないのか」との声から、自らブルワリーを作ろうと考え、「クラフトビールで町おこし」というコンセプトでビール造りに向けた活動を開始。2017年1月、十日町市発のブルワリーである妻有ビール株式会社を設立した。

十日町市のクラフトビール第1号として、自店やイベントでの提供のほか、地元ホテルなどへの提供も始まるなど需要が高まってきている。また、新たな取り組みとして、地域おこし協力隊時代の仲間の協力により地元産ホップの栽培にも挑戦しているという。

女性のチャレンジ賞は、起業、NPO法人などでの活動、地域活動などにチャレンジして輝いている女性個人、女性団体・グループなどを顕彰し、チャレンジの身近なモデルを示すことによって男女共同参画社会の実現のための機運を高めることが目的。平成16年度から実施している。表書式は6月25日に内閣総理大臣官邸で行うという。

妻有ビール株式会社(十日町市)の髙木千歩氏(昨年11月撮影)