新潟県の花角知事が上越市新市長にコメント「県と市町村は車の両輪のようなもの、連携して課題に取り組んでいきたい」

新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事は10月29日、新潟県庁で開かれた定例記者会見で、10月26日に投開票が行われた新潟県上越市長選挙について言及した。

任期満了にともなって行われた今回の上越市長選挙には6人が立候補。混戦の末、無所属で元外交官の小菅淳一氏が初当選を果たした。小菅氏は東大法学部卒で、花角知事の大学・学部の先輩にあたる。

これを受けて、花角知事は、「(小菅氏には)まずはお祝いを申しあげたい。広域自治体である県と、基礎自治体である市町村は車の両輪のようなもの。一緒に連携しながら、さまざまな課題に取り組んでいきたい」と述べた。

共通の課題については、「地域の活性化や安全・安心な暮らしを実現していくための課題。たとえば、少子化対策・子育て支援、防災・減災対策、医療の問題などについて、県と市町村と一体となって取り組んでいく」と続けた。

また、医療の再編の時期について記者から問われると「連携して進めていくべき課題のひとつだと思う。時期については、担当部局や関係者がさまざまな調整をしている。状況を確認しながら、早急に進めていきたい」と述べた。

 

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