【中間決算】コロナ、競争激化で空調・家電が伸び悩む さらに原材料価格高騰など重なり赤字に
株式会社コロナ(新潟県三条市)は10月30日、2026年3月期第2四半期決算短信(連結)を発表した。
売上高は402億2,000万円(前年同期比0.2%増)、営業損失は5億9,900万円(前年同期は営業利益3,800万円)、経常損失は3億6,400万円(同経常利益2億300万円)、親会社株主に帰属する中間純損失は2億5,900万円(同純利益1億4,200万円)となった。
住宅設備機器事業はエコキュートの補助金効果などにより好調で、売上高は192億3,800万円(同7.5%増)。暖房機器事業は輸出の好調で71億3,700万円(同3.0%増)と前年を上回った。一方、空調・家電機器事業は販売競争の激化や天候要因により販売が振るわず、売上高は110億800万円(同9.1%減)となった。
利益面は、空調・家電機器の販売価格低下と数量減少に加え、原材料などの仕入価格や人件費、物流費などの販売費及び一般管理費の上昇も影響した。
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