SNSで特殊詐欺の「かけ子」に勧誘、職業安定法違反の疑いで男を逮捕 新潟市中央区の強盗未遂事件への関与の疑いも
新潟中央警察署と県警刑事部捜査第一課、組織犯罪対策課は11月4日11時3分、広島県広島市西区在住で家電修理業の男(33歳)を、職業安定法違反(有害業務の紹介) の疑いで逮捕した。
警察によると、男は氏名不詳の共謀者とともに2025年5月中旬から6月上旬までの間に、40代男性にSNSを用いてメッセージを送信。「海外の仕事に興味ないですか?びっくりするくらい稼げますが」「テレアポですね」「まずパクられないです、表向きは会社としてやってるので!」などの内容を送り、特殊詐欺の「かけ子」としての業務を紹介した。
男は9月3日と24日、10月9日にも、犯罪による収益の転移防止に関する法律違反の疑いで逮捕されている。なお、同事件はトクリュウグループ(匿名・流動型犯罪グループ)による2024年6月の新潟市中央区の貴金属買取店「おたからや」強盗未遂事件の捜査の過程で明らかになった。
警察の調べに対して男は「間違いない」と容疑を認めている。警察では男が犯罪グループのリクルーターを務めていたと見て余罪を調べるとともに、前述の強盗未遂事件への関与などについても捜査を進めている。
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