【新潟県内初快挙】若手シェフの頂点へ! 佐渡のフレンチレストラン「La Plage」須藤シェフが花角知事を表敬訪問

「La Plage」須藤シェフ(写真左)と、新潟県の花角知事(写真右)

新潟県佐渡市のフレンチレストラン「La Plage(ラ・プラージュ)」を率いる須藤良隆シェフがこのほど、全国の若手料理人の才能を発掘する日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35  2025」でグランプリとなる「レッドエッグ」に輝いた。須藤シェフは11月5日に新潟県庁を訪れ、新潟県の花角英世知事に受賞を報告した。

新潟県では、「RED U-35」でこれまでにもファイナリストを輩出しているが、グランプリのレッドエッグに輝いたのは、須藤シェフが初となる。

「昨年の佐渡の世界遺産登録と大会テーマ『日本から世界へ』が重なり、絶好の機会だと思い出場を決めた」と話す「La Plage」の須藤シェフ

同大会は35歳以下の若手料理人を対象にした全国規模のコンペで、書類・映像・オンライン面談などの審査を経て選出される。最終審査は大阪で料理の試食審査が行われ、5人のファイナリストが決定。さらに翌日には、ファイナルステージとして大阪・関西万博の会場で「食べるとは何か」をテーマにプレゼンテーションを実施した。須藤シェフは、国内外から集まった511人のシェフの中で最高賞を手にした。

須藤シェフの父であり、有限会社浦島の須藤史彦代表取締役も同席した

須藤シェフの「RED U-35」での奮闘ぶりを熱心に聞き入る花角知事

「La Plage」は佐渡市にあるオーベルジュ「Ryokan 浦島」内にあるフレンチレストラン。同店では、料理の約9割に地元・佐渡の食材を使用し、海の幸や山の恵みといった自然の豊かさを生かしたメニューが特徴だ。

須藤シェフは「佐渡の食材と生産者の力を信じて挑戦した。これからも食を通して新潟と佐渡の魅力を発信していきたい。受賞後は早速海外からもお客様が来てくださり、佐渡の名を知ってもらえる機会が増えた。賞金の一部は子ども食堂など、『食』に関わる活動に役立てたい」と話した。

花角知事は「本当に素晴らしい快挙。佐渡や新潟の豊かな食材が世界に広がるきっかけになる」と称賛し、「新潟の食文化を牽引する存在として期待している」とエールを送った。

エッグの形をした金のメダルを手にしながら、表敬訪問後に記者からの質問に応える様子

 

【関連リンク】
RED U-35 オフィシャルサイト

浦島 webサイト

 

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