【SNS投資詐欺】台湾国籍の女(19)が長岡市の40代女性から1,980万円だまし取る
与板署、見附署、新潟県警組織犯罪対策課、同機動捜査隊は11月5日、詐欺の疑いで住居不定台湾国籍・自称ディーラーの女(19)を逮捕した。
逮捕された女は犯罪グループと共謀のうえ、2025年6月ごろから動画サイトで偽の投資動画を配信。この動画を閲覧して接触してきた長岡市に住む女性(40代)に対し、共謀者らとともに複数にわたって実在しない証券投資に勧誘。「言う通りに投資すれば、運用した投資取引による利益が毎月確実に得られる」などと持ち掛けた。その際に証券会社のトレーダーやアシスタントを名乗ってコミューケーションアプリのメッセージ機能をしている。
当初は、言葉巧みに投資によって利益が出たように見せかけたため、被害に遭った女性は容疑者らのグループを信じるようになった。容疑者らは「その売却利益を得るためには、所得税や手数料を払う必要がある」などと被害者女性をミスリードし、2025年10月3日に長岡市内の店舗駐車場において、現金約1,980万円を受け取り、これをだまし取った疑いが持たれている。
容疑者は2025年10月15日に詐欺未遂の疑いで共犯とみられる台湾国籍の男(26)とともに現行犯逮捕されており、調べの中で今回の犯行が明るみになって再逮捕に至った。
警察発表では、容疑者が未成年であるため氏名の公表を控えている。また犯行の認否につても、今後の捜査に支障をきたす恐れがある理由で非公表とし、余罪あ背景などを含めて調べを続けている。
