【中間決算】ユキグニファクトリーが減収減益 まいたけの販売単価は前年上回るが販売量減少

ユキグニファクトリー株式会社(新潟県南魚沼市)は11月6日、2026年3月期第2四半期決算短信(連結)を発表した。

収益は197億7,300万円(前年同期比8.3%減)、営業利益は4億3,100万円(同67.2%減)、税引前中間利益は3億7,700万円(同67.9%減)、中間利益は7,500万円(同89.8%減)、親会社の所有者に帰属する中間利益は8,100万円(同89.0%減)、中間包括利益合計額は1億300万円(同85.7%)となった。

主力の茸事業の売上収益は148億円(同0.3%減)で、このうち「まいたけ」は75億6,200万円(同0.7%減)、「エリンギ」は17億8,000万円(同2.3%増)、「ぶなしめじ」は32億4,400万円(同6.4%増)だった。「その他の茸」は22億1,200万円(同9.0%減)と落ち込んだ。

「まいたけ」は販売単価が前年同期を上回ったものの販売量が減少し、全体では微減となった。「エリンギ」と「ぶなしめじ」は販売単価上昇が寄与し増収益となった。一方、「その他の茸」のマッシュルームやはたけしめじの売上が低調に推移した。

その他事業の売上収益は、6.2%増の1億5,900万円。健康食品と培地活性剤の売上は低調に推移したが、「キノコのお肉」シリーズは販促強化に取り組んだ。

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