新潟県糸魚川市でクマの緊急銃猟を実施 住宅地近くのイノシシ用箱罠にクマ1頭

ツキノワグマ(写真はイメージです)
新潟県糸魚川市は11月11日14時、同市大字歌地内で緊急銃猟を実施した。
市によると、同地区では11月5日以降、複数のクマの目撃情報が寄せられていた。11日9時20分ごろ、「イノシシ用の箱罠にクマ1頭がかかっている」との通報があり、猟友会と市職員が現地を確認したところ、クマが暴れて箱罠を破壊し、住宅地に向かうおそれがあったという。
このため、警察と連携して周辺の安全確保を行ったうえで、緊急銃猟を実施した。捕獲されたのは体長約145センチメートル、体重約100キロのオスのツキノワグマ。
市は、今年はクマの主なエサとなるブナの実などが不作で、目撃情報が増加しているとして、引き続きクマを引き寄せない行動や注意を呼びかけている。
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