【鳥インフル対策】新潟県内100羽以上飼育の養鶏場に消毒命令、2件発生受けまん延防止図る

新潟県鳥インフルエンザ対策本部は11月12日、家畜伝染病予防法第30条に基づき、県内の養鶏場に消毒命令を出し、緊急消毒を実施すると発表した。県内で高病原性鳥インフルエンザが2件発生したことを受けたもので、まん延防止が目的となる。

今後も県内で発生リスクが高い状況が続くことから、県は渡り鳥の飛来シーズン中、継続的な消毒を促すため、養鶏場などに消石灰を配付する。

緊急消毒の対象は、100羽以上を飼育する県内の養鶏場など。期間は11月13日から2026年3月31日まで。消石灰などを農場内の鶏舎周辺や農場の外縁部に散布する方法で行う。県は直ちに散布を始めるよう指導し、期間中は継続的に実施するよう求める。

 

【関連リンク】
新潟県ホームページ「高病原性鳥インフルエンザのまん延防止に万全を期するため県内養鶏場へ消毒命令による緊急消毒を実施します」

 

【関連記事】

高病原性鳥インフルエンザ防疫措置現場で石油ストーブへの誤給油による発火事故が発生

【県内今季2例目】新潟県胎内市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ発生 約28万羽を殺処分

【鳥インフルエンザ】胎内市での殺処分7万2410羽に 対象約63万羽の11%

こんな記事も