岩塚製菓、売上高は中間期として過去最高に 一方でコメの価格高騰の影響が大きく減益に

岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)

岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)は11月12日、2026年3月期第2四半期連結決算短信(連結)を発表した。

売上高は135億8,200万円(前年同期比16.9%増)、営業利益は1億5,600万円(同46.2%減)、経常利益は21億1,600万円(同37.0%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は14億9,800万円(同36.8%減)で、増収減益となった。

上期後半は猛暑による需要の低下や価格改定による販売減の影響が出たものの、中間期としては過去最高の売上高となった。また、長岡市で8月にオープンした施設「お米となかよしパーク」も寄与した。

一方で、主原料であるコメの価格高騰の影響などが大きく、減益となった。経常利益の減少は、同社が株式を保有するWANT WANT CHINA HOLDINGS LIMITED.からの配当金が前年の約28億円から約17億円に減少したことなどが要因。

通期業績予想は、売上高290億円、営業利益3億円、経常利益22億円、当期純利益16億円。

岩塚製菓の米菓、「きなこ餅 ほうじ茶ラテ味」や「THEひとつまみ ピザ マルゲリータ風味」は新商品

 

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