雪国の発酵文化を体験、新潟県長岡市の老舗味噌蔵に新施設「YANAGI MISO MUSEUM」オープン

YANAGI MISO MUSEUM(画像はSUZU GROUPのプレスリリースより)

有限会社寿々瀧(SUZU GROUP、新潟県長岡市)は10月25日、長岡市吉崎の味噌蔵内に新施設「YANAGI MISO MUSEUM」をオープンした。

SUZU GROUPは2024年11月、130年以上の歴史を持つ味噌蔵・柳醸造を事業譲受。今回はその味噌の仕込み蔵の一部をリノベーションし、体験型のミュージアムを新設した。「柳醸造の歴史をたどりながら、雪国の発酵文化をこれからにつなぐことを目指した、ローカルミュージアム」(SUZU GROUPのwebサイトより)になっているという。

館内では発酵にまつわる展示やワークショップ、蔵人によるツアーを実施。カフェスペースでのランチ提供や、地域の文化を感じる「みそ街道」まち歩きツアーなども行う。また、SUZU GROUPが運営する宿泊施設「HAKKO HOUSE NAGAOKA」と連携した宿泊プランも用意するという。

ミュージアムツアーは事前予約制だが、買い物のみの来場も可能(予約不要)。詳細については、SUZU GROUPのwebサイトを参照。

 

【関連リンク】

SUZU GROUP 「【店舗情報】YANAGI MISO MUSEUM がオープンしました」

 

仕込み蔵をリノベーションした体験スペース。天井部分はリノベーションの際に壁を剥がしたことで露出した梁と骨組みをそのまま残す。「発酵に関するワークショップやイベントを通して雪国の食文化を発信する」という(画像はSUZU GROUPのプレスリリースより)

併設されたカフェスペースで提供する「味噌蔵ランチ」の「やなぎ 千年とうふ御膳」(画像はSUZU GROUPのプレスリリースより)

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