長岡英智高等学校が創立20周年記念式典 新校歌「色彩ナナイロ」を初披露

長岡英智高等学校、創立20周年記念式典の様子

学校法人英智学院・長岡英智高等学校の創立20周年記念式典が、11月15日、長岡リリックホールコンサートホールで行われた。生徒や教職員のほか、来賓も多数出席し、新潟県知事や長岡市長からも祝辞が寄せられるなど、多方面から祝福の声が上がった。

理事長の井口公氏は、「当校は2006年に、不登校経験者や転・編入生に寄り添う通信制高校として開校し、現在は700名超が在籍するまでに発展した。急速に変化する社会の中で、生徒が夢に向かって成長することを願う」と述べ、関係者への感謝とともに今後の展望を示した。創立20周年を機に校名を「新潟英智高等学校」に変更し、2026年には新潟駅南校を開校する方針を説明。12月には三条校が東三条へ移転することにも触れた。

また、岩下隆志校長は「私は2023年に初の生え抜き校長として就任し、歴代校長や関係者の支援に感謝している。通信制高校の役割は変化し、本校でも新入生は全員が中学校新卒となった。多様な生徒に対応し、自ら考え行動できる人材育成を目指す」と語った。

大阪府豊中市を中心に活動中のアーティストユニット「Aiko Friends」

式典後には、記念コンサートを開催。新校歌制作プロジェクトにより誕生した新校歌「色彩ナナイロ」が初披露され、制作を担当した「Aiko Friends」が登場した。Aiko Friendsは大阪府豊中市を拠点に、子ども向けの音楽イベントなどに取り組む団体で、この日は教職員や生徒とのリズムセッションも行われ、会場は大きな拍手に包まれた。

同校では今後、12月に三条校を「東三条校」として新築移転するほか、2026年4月には新潟駅南口から徒歩3分の場所に「新潟駅南校」を開校する予定。通学スタイルを柔軟に選べる点や、学習サポートの手厚さを強みとしている。

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