【自民党新潟県連大会】鈴木俊一幹事長、片山さつき財務大臣ら参席、「再稼働容認」一夜明けた花角県知事の姿も
自由民主党新潟県支部連合会は11月22日に新潟市中央区のANAクラウンプラザホテルにおいて「自由民主党新潟県政経文化セミナー」を開催。600人を超える来場者が足を運んだ。
第一部のセミナーでは産経新聞社編集局長の水内茂幸氏が「日本政治の現在地/混迷の永田町・多党政治の行方」の演題で講演を行った。
第二部は、佐藤信秋県連会長の主催者挨拶で開幕。これに続いて党本部からのゲスト、鈴木俊一自民党幹事長と片山さつき財務大臣が相次いで登壇。
鈴木幹事長は「衆参ともに自民党が過半数を割る厳しい状況が続く」としながらも「スタートした高市新内閣はJNNの調査で82%という非常に高い支持率をいただいている。県政史上初の女性宰相に新しい政治が期待されているのではないか」と話した。また横にいる片山大臣を意識してか「高市カラーをちりばめた補正予算、当初予算を」と期待を寄せた。
続いてマイクを取った片山大臣は、まず「私の血筋は4分の1新潟(祖母の実家が糸魚川市の青海神社の宮司家系)」とツカミ。総合経済対策補正予算が前日に閣議決定され「責任ある積極財政が1丁目1番地」とし「物価高対策にはスピードが必要。(今回の補正予算には)18歳以下の子供に1人あたり2万円の給付(予算約4,000億円)が含まれている」と明かした。その他、国土強靭化やい医療関係への予算配分にも触れ「積極財政はproactiveでありexpansionではない。ただ枠を広げたのではなく(先手を打って)積み上げた結果として組まれるもの。その意味で良い予算が組めた」と話した。
片山大臣からマイクを引き継いだのは、前日に柏崎刈羽原発の再稼働容認を発言し「12月県議会で信を問いたい」と緊急会見を行った花角英世新潟県知事。「新潟県が元気になるためには、お金と人を新潟県に呼び込むこと。投資と交流人口の拡大をはかりたい」などと話したが、原発再稼働の話題には一切触れなかった。
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