【収穫期は8月】新潟米新品種の名称は「なつほなみ」定例会見で花角知事が発表

新しい新潟産米の名称は「なつほなみ」
新潟県の花角英世知事による定例記者会見が11月26日に開かれ、その中で、2026年度から一般栽培が始まる新潟米の新品種「新潟135号」の名称が発表された。
新たな名称は「なつほなみ」。2025年9月から10月に公募が行われ、応募総数1,745件の中から選ばれた。名称の由来は「夏の暑さにも負けずに育つ、美しい穂波の風景とともに味わってほしい」という思いからだ。
「なつほなみ」は早生品種で、8月に収穫期を迎える。コシヒカリより背丈が低く倒伏に強い。近年の夏季の異常高温でも高い整粒歩合を確保できる特徴がある。県によると、玄米品質は「こしいぶき」より優れ、食味も同品種と同程度だと評価されている。試食会では「粒がしっかりしていてあっさりしている」などと好評だった。
花角知事は「多くの県民に早くこの名前が認知されてほしい」と期待を示した。
