飲食店「蕎麦処文ざ」運営のゼニスが破産申請へ…新築移転の費用が経営を圧迫

倒産情報

東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社ゼニス(新潟県妙高市、設立2015年4月1日、資本金200万円、小嶋祐社長、従業員2名)が11月16日付で事業を停止し、事後処理を白鳥良一弁護士(馬場秀幸法律事務所、新潟県上越市)に一任し、破産申請の準備に入った。負債総額は、約9,000万円。

ゼニスは1979年に旧中郷村(現在の上越市中郷区)で創業し、2011年現在地に本店を移転、2015年4月に法人化し、「蕎麦処文ざ」の屋号で日本蕎麦専門店を運営していた飲食業者。粗びきの蕎麦粉を使用することで蕎麦本来の風味を最大限に引き出す製法が特徴で、この独自の味わいが地域の顧客から高い評価を得ていた。メニューは蕎麦を中心とした和食料理を提供しており、地域密着型の飲食店として長年にわたり営業を続けてきた。

しかし、新築移転に伴う店舗建築費用は、その後の経営を圧迫する大きな要因となり、収益性の低い状況が長期間継続していた。2025年に入ってからも業況は改善されず、先行きへの見通し難から事業継続は困難と判断して今回の事態に至った。

 

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