【開業35周年】ガーラ湯沢、施設刷新し12月20日オープン インバウンド需要に対応

開業35周年を迎えたガーラ湯沢スキー場

ガーラ湯沢スキー場(新潟県湯沢町)が今シーズン、開業35周年を迎える。12月13日から2026年5月6日までの営業期間中、施設の大幅なリニューアルを実施し、2026年3月5日には35周年記念イベントの開催を予定している。

今シーズンは、2つのレストランが新たにオープン。スキーセンター2階には地域食材と海鮮を使った郷土料理店「鮮極(せんごく)」、レストハウス1階にはヴィーガンメニューや寿司を提供する「六花RIKKA(りっか)」を新設する。「六花RIKKA」は食の多様性への対応を掲げており、近年増加する外国人観光客や食事制限のある利用客への配慮も行う。

「鮮極」の5種盛り海鮮丼

インバウンド対策としては、ガーラ湯沢駅改札前にレセプションカウンターを新設。スノーアクティビティの受付や総合案内を一元化し、言語面でのサポート体制を強化する。

運営面では、NTTドコモビジネスと連携し、強風予測システムの実証実験を開始する。ゴンドラやリフトは気象条件の影響を受けやすいため、予測精度の向上を図ることで、安全運行と利用客への情報提供につなげる。

営業は12月13日から19日まで観光営業として開始し、この期間はスキー・スノーボードの滑走はできない。ゲレンデ営業は12月20日から2026年5月6日まで行われる予定だが、積雪状況により変更の可能性がある。

ガーラ湯沢スキー場の2026シーズンキービジュアル

 

【グーグルマップ ガーラ湯沢スキー場】

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