新潟県内7市で計15人の新型コロナウイルス新規感染者、県発表分が10人台となるのは7月26日以来

会見の様子

新潟県は3日15時30分、県内6927例目から6964例目(新潟市発表分を除く)となる新型コロナウイルス感染症患者が計15人確認されたと発表した。新潟市発表分となる24人と合計で、3日の県内新規感染者数は39人。県発表分が10人台となるのは7月26日(県発表16人)、県内全域での新規患者数が30人台となるのは8月2日(全県で31人)以来となる。

地域別の内訳は、五泉市・魚沼市・三条保健所管内で3人、三条市で2人、燕市・長岡市・上越市・小千谷市で1人。なお、燕市の患者は市内滞在者。感染経路が現時点でわかっていない患者は3人。これまでに判明している集団感染に関連する患者はいない。

県内新規患者数を先週と比較すると4割減となり、減少傾向が続いている。この状況について感染症対策・薬務課の星名秋彦課長は、新潟市・長岡市・小千谷市への時短要請や、感染拡大に伴う県民自身の行動抑制、ワクチン接種の進展が影響したと語る。

一方で「減少傾向には入ったが、第4波の頃も一旦減少後に再び増加したため、まだ断定はできない。今後、学校の再開により状況が変わるほか、『首都圏は今後再び感染者数が増加する』という予測もある。感染が落ち着いていた6月頃程度にまで患者数を減らせるよう、本日から全県で開始させれる感染対策など、できる限りのことを徹底していただきたい」(星名課長)と呼びかけた。

新規患者の概要については以下の通り。

6927例目は三条市在住で会社員の30歳代女性。県内感染者の濃厚接触者。

6928例目は五泉市在住でパート従業員の30歳代男性。感染経路は現在調査中。

6930例目は五泉市在住で無職の70歳代女性。県内感染者の濃厚接触者。

6931例目は五泉市在住で会社員の40歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。

6932例目は長岡市在住で会社員の30歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。

6933例目は上越市在住で会社員の20歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。

6934例目は小千谷市在住で会社員の40歳代男性。感染経路は現在調査中。

6935例目は三条保健所管内在住の40歳代女性。県内感染者の濃厚接触者。

6936例目は三条保健所管内在住の10歳代男性。県内感染経路の濃厚接触者。

6959例目は燕市滞在で無職の20歳代女性。県内感染者の濃厚接触者。

6960例目は三条保健所管内在住で会社員の40歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。

6961例目は魚沼市在住でパート従業員の30歳代女性。県内感染者の濃厚接触者。

6962例目は魚沼市在住で10歳未満女児。県内感染者の濃厚接触者。

6963例目は魚沼市在住で無職の30歳代男性。県内感染者の濃厚接触者。

6964例目は三条市在住で会社員の30歳代男性。感染経路は現在調査中。

 

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