【独自】経営のモヤモヤを一刀両断?若手×ベテランの1対1“壁打ち”イベント開催(新潟県長岡市)

若手とベテラン経営者が世代を越えて意見を交わす「経営者壁打ち交流会」が2025年11月21日、新潟県長岡市のassemble長岡で開かれた。参加者は、若手5人・ベテラン5人の計10人だ。

若手とベテラン経営者による真剣な対話が続いた

イベントでは、若手とベテランが1対1で向かい合い、若手が抱える悩みや課題を率直に話し、ベテランが自身の経験をもとに助言する形式で進行。会場は落ち着いた空気に包まれ、世代を越えた対話がゆっくりと深まっていった。

ベテラン経営者からは「もっとガツガツいっていい」「成功するまで諦めず続けること」などの力強いアドバイスが寄せられた。一方、若手からは「ビジョンをしっかり言語化する大切さ」「別の収入の柱を持つ発想」など、多くの気付きがあったという。世代や業種を越えて新たなつながりが生まれ、「他にはない形式でじっくり話せる貴重な機会だった」といった感想も聞かれた。

1対1の壁打ちセッションの後は、テーブルを囲んでの意見交換。若手・ベテラン双方に学びと気付きがあった様子

若手経営者として参加した株式会社かわかみ農園の平澤大輔代表取締役社長(33)は、「当初は人や資金の悩みを相談しようと思っていたが、話を聞くうちに、経営者としての姿勢や考え方に深く響くものがあった」と振り返った。

「ベテラン経営者の姿勢や考え方に深く響くものがあった」という平澤大輔代表取締役社長

交流会は参加者にとって充実した時間となったようだ。企画したyuriyuriyogaの荒川由里絵代表は、「今後も継続して開催していきたい」と意気込みを語った。

経営者たちの世代を超えた交流ができた

(文・写真 湯本泰隆)

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