【未利用魚を活用】新潟アパタイトが東京・原宿の食イベント「嗜好品店」に出店、エソの焼き干し流通させ水産と福祉の課題解決目指す

株式会社新潟アパタイト「エソカラエシカル」が食イベント「嗜好品店」に出店(プレスリリースより)
株式会社新潟アパタイト(新潟県上越市)は、12月12日から14日までの3日間、東京都渋谷区のWITH HARAJUKU HALLで開催される食イベント「嗜好品店」に出店する。
同社は「エソカラエシカル」の出展名で、エソの焼き干しを出品する。当日は焼き干しの販売やフリーズドライのみそ汁の試食を用意する。
同社が取り組む「エソカラエシカル」プロジェクトは、地球温暖化による海水温上昇で地域に馴染みのない魚が水揚げされ、市場が流通させずに廃棄する「未利用魚」の課題と、福祉就労現場における低賃金などの「障害者を取り巻く労働環境」の課題がある。これらを同時に解決する、水産×福祉の「水福連携」の取り組みだ。新潟で未利用魚となっているエソを障害者や高齢者が加工し、焼き干しやすり身を製造して市場に流通させる。
嗜好品店は、Blue Marble(ダイアモンドヘッド株式会社・東京都港区)が主催し、日本各地の食や酒を嗜みながら生産者との出会いや新たな食カルチャーを体験できる都市型イベントとして開催される。会場には日本産の食品・飲料・生活雑貨などを取り扱う生産者や販売者が計70社出展する。
開催時間は12日と13日が11時~19時まで、14日が11時から17時まで。会場はJR山手線原宿駅から徒歩1分のWITH HARAJUKU HALL 3階で、入場は無料。

エソの焼き干し
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