【75年の運転に幕】東北電力、白瀬発電所(新潟県佐渡市)を廃止

東北電力株式会社(宮城県仙台市)
東北電力株式会社(仙台市)は、白瀬発電所(新潟県佐渡市)を12月9日付で廃止したと発表した。
同発電所は1950年2月に運転を開始した水力発電所で、75年間にわたり佐渡島内の電力供給を担った。廃止は、設備の経年化や供給力の見通しなどを総合的に評価した結果、3月28日に決定していた。
関係機関との協議および手続きが完了し、廃止が行われた。白瀬発電所の最大出力は457キロワットで、水車発電機1台を有していた。
同社は、今後も現在稼働している発電所の安定運転を通して、引き続き佐渡島内の電力の安定供給に努めるとしている。
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