食のガイドマップが10倍規模に拡大 エリア別10冊、掲載493店を一斉発刊 新潟県信用組合

プレスリリースより
新潟県信用組合は、県内の飲食店や食文化を紹介する「食のガイドマップ」を12月15日に一斉発刊した。昨年は日本語版と英語版の1冊構成で、掲載店舗数は81店にとどまっていたが、今年は県内を10のエリアに分け、10冊を発行。掲載店舗数は全体で493店に増え、規模・内容ともに大幅な拡充となった。
昨年版は、訪日客や県外来訪者を主な対象に、新潟市中心部などを中心とした飲食店を紹介する構成だった。一方、今年は対象エリアを県内全域に広げ、下越・中越・上越、佐渡など地域ごとの特色を明確にした冊子構成に刷新。1冊あたりの情報量を抑えつつ、複数冊を組み合わせることで、県内の「食」を立体的に伝える仕組みとした。
掲載店舗数は昨年の約6倍となり、地元住民に親しまれてきた店から観光客向けの飲食店まで幅広く網羅。エリア別に分冊したことで、地元利用者が日常使いしやすい点も特徴となっている。
ガイドマップは、新潟県信用組合が地域活性化を目的に進める取り組みの一環として制作された。掲載店舗では、マップを持参した利用者向けの特典も用意されており、来店促進や地域内の回遊性向上につなげる狙いがある。
配布は、県内の信用組合各支店をはじめ、掲載店舗、観光施設、宿泊施設、自治体窓口などで行われる予定。同組合は「昨年の反響を踏まえ、より多くの人に新潟の食の魅力を伝えたい」としている。
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