8月に判明した県のPC紛失事案、3,798人分の個人情報が含まれていたと判明

新潟県庁
9月30日に報道発表した長岡地域振興局地域整備部与板維持管理事務所におけるパソコンの紛失事案について、同事務所は12月19日、紛失したパソコンには延べ3,798人分の個人情報が含まれていたことが判明したと発表した。なお、現時点で個人情報の漏洩は確認されていない。
紛失したのは、業務で使用しなくなったノートパソコン3台。2014年2月から2019年7月の間に与板維持管理事務所が実施した公共事業に係る用地買収業務で必要となった地権者などの個人の氏名、住所、本籍、生年月日などの情報が保存されていた。なお、使用終了時にデータは全て削除したが、専用ソフトなどを用いた場合にデータの復元できる可能性があるため、漏えい事案として扱っている。
同パソコンは2019年7月まで使用されていたが、2025年8月、所在が不明であることが判明。所内を捜索したが発見されなかったため、9月30日に報道発表した。
再発防止策として県は今後、業務上使用しなくなったパソコンは最終的に処理(破棄)するまで一元的にかつ厳重に保管を行い、適切に処分を行うとともに、職員に適正な物品管理の指示と、情報セキュリティ教育を徹底するとしている。
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新潟県 個人情報を保存していたパソコンの紛失事案に係る調査結果について(第2報・最終報)
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