【キシャメシ】外サク中フワ&ジューシー、アジフライ定食で感動したい人は「割烹食堂 福泉」(三条市)へ

三条市(旧栄町)の「割烹食堂 福泉」

先日、取材先の企業で「三条で昼メシにするならどこ?」という話題になった。雑談の際に食べ物の話になるのはアイスブレイクの常とう手段ではある。

そこで先方から教えてもらった「割烹・食堂 福泉(ふくいずみ)」に本日は訪店した。店名どおり、割烹然とした外観は、ここで長くやっているのだなあという歴史と貫録を感じさせる。

広い店内だが小上がりも間仕切りしているので、ゆったり落ち着く

アジフライのPOPが目に留まった

小上がりの席に通され、メニューを開く。事前のリサーチによると、名物は「しょうが焼き定食」らしかった。一般的な生姜焼きと異なり、厚手のポークソテーのようなスタイルで、なかなかの食べ応えと重厚な味わいを感じさせる魅力的なものだ。しかし記者の目に留まったのは、壁のPOPにあった「アジフライ定食」(税込1,100円)。アジフライ定食かあ…POPで推しているというのは、ちょっと自信あるところなのかな。ということで、こちらをオーダーすることに。大きめの唐揚げが付いているところにも惹かれた。

店内を見渡す。各子上がり席に間仕切りがあって、プライベート空間に配慮されている印象。かなり奥行きがあり、やはり食堂というより割烹カラーが強いのだろう。それにしては、この価格帯でランチが食べられるのはありがたい限り。

アジフライ定食(1,100円税込)ビジュ良いじゃん!

さて、着膳。おおー!アジフライが美しいフライングVじゃないか。見ようによってはハート形にも映り、世のインスタグラマーらにも捨て置けない形状になっている。アジを自ら開いて作った、その手作り感が嬉しい。横の唐揚げが、これまたデカいね。何なら「唐揚げ定食アジフライ添え」に見えないこともないくらい。

さて実食。わき目もふらずにアジフライ直行。異論は認めるが、記者は「アジフライにはソースでなく醤油」に限る。

マイケル・シェンカー、ランディー・ローズ、ポール・スタンレーなど名だたるロックギタリストの愛機「フライングV」をほうふつとさせる美しいフォルムのアジフライ

肉厚だが中身はほろほろと崩れる柔らかさのアジフライ

うほっ!なんじゃこれ。衣がサクサク、ケン立ちもバッシバシ。一転、中がふんわり、そしてジューシー。ほろほろと崩れる身、あふれる旨味。こんなアジフライ食べたことない。よほど魚が新鮮で、手際よく丁寧に料理されているのだろう。こんな割烹クオリティのアジフライを食べたら、いつものスーパー総菜コーナーのやつに戻って来られるだろうか。また、新米コシヒカリ100%の白飯とも最高の相性。ごはんが美味い!

生姜が効いていて美味いすね、この唐揚げ。ボリュームも言うことなし

一瞬、主役とも見まごうばかりの唐揚げはどうだ。こちらもクリスピー&ジューシー。生姜が効いた味付けは、三条っぽくてgood! アジフライともども芸術点が高い。

あっという間に完食、腹パンの完成。ランチのレベル高いなあ、福泉。あらためて店内を見渡すと、広い店内がランチ客で埋まっている。味にうるさい県央のものづくり関係者にこれだけ支持されるのは、さすがだと思う。次は生姜焼きを行ってみたい…いや、やっぱアジフライだな。

(編集部I)

【割烹食堂 福泉】

三条市一ツ屋敷新田748-1

営業時間 11:30~15:00     17:00~21:00

定休日 月曜日

<グーグルマップ「割烹食堂福泉」>

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