【キシャメシ年末年始SP】編集部厳選・新潟のアツアツグルメ 五頭山麓御食事処 山清水(阿賀野市出湯)の鴨鍋定食

年末年始のキシャメシは、寒い季節に身も心も温まるアツアツグルメ。にいけい編集部メンバーのイチオシをご紹介する。新潟県のあちこちから「熱を感じる」温かメニューを取って出し。

「鴨」と「ネギ」寒くなるほどおいしさが際立つ冬だけの楽しみ

鴨鍋定食

鴨鍋は10月から3月までの限定。定食の内容は、鴨鍋と、ごはん、みそ汁、小鉢、香の物、果物。平日はここにコーヒーがつく。

 

インフルエンザが周囲で流行り始めたこのごろ。健康に過ごすには季節のものを食べるのが良い、と聞かされて育った記者は、出湯温泉に向かった。阿賀野市の旧笹神地区、五頭温泉郷の出湯温泉近くにある「五頭山麓御食事処 山清水」では、定食仕立てにした鴨鍋をいただくことができる。

注文したのは「鴨鍋定食 雑炊セット」。調理済みの鴨鍋が、固形燃料でぐつぐつと煮えながら提供される。まるで旅館だが、同店はまさに元旅館で、旅館時代に提供していた釜飯や鴨鍋が看板メニューだという。

鴨鍋

鴨+ネギに村杉の「川上とうふ」の豆腐。黄金の組み合わせ。

鴨鍋の具材は岩手県から仕入れるという合鴨肉、近くの「川上とうふ」の豆腐、たっぷりの長ネギ、ゴボウ、出汁の味を吸ったこんにゃく。鍋底に隠し味か、ゆずの皮が潜んでいて爽やかな香りを伝えてくる。

鶏肉と比べて歯ごたえのある鴨肉は、噛むほどに野性味があふれ「あ~今鴨食ってる」と思わせてくれる。豆腐もしっかりと力強い豆の味が存在感を放ち、寒さで甘さを増したネギがそれらを優しく受け止める。

一口食べた瞬間からぽかぽかしてきて、服を一枚脱ぐほど。

雑炊セット

雑炊セットは生卵、薬味、追加の出汁汁、追加の固形燃料、鍋をつかむためのタオル、固形燃料を消火するツールなど至れり尽くせり。

熱さを十分に堪能しながら鴨鍋を食べ終わると、「雑炊セット」の出番だ。定食のご飯を半分残しておき、鴨鍋の出汁を使って〆の雑炊を作る。出汁が少なくなっていても大丈夫、雑炊セットには追加の出汁汁をつけてくれている。

ご飯を投入して追加の固形燃料に着火し待つことしばし、コトコトと煮えてきた鍋に、溶き卵と薬味を追加すれば、アツアツ鴨雑炊の出来上がり。自分で作るのも楽しい。

雑炊

定食のご飯はたっぷり提供されるが、雑炊用に残しておくように気を付ける。たくさん食べられる人には「うどんセット」などもある。

開店直後に伺ったが、気づけば駐車場に車が増えて、平日にもかかわらず店内はにぎわっている。そして注文は概ね「鴨鍋定食」だ。みんな考えること一緒か。

会計を済ませて店を出ると、五頭山の冷たい風が、今は火照った体に心地よい。冬という季節を、これほど豊かに彩ってくれる料理がある。熱さ冷ましにこのまま瓢湖に行って鴨を見ることにした。

山清水外観

290号線沿いに建つ「五頭山麓御食事処 山清水」

(編集部E)

 

【五頭山麓御食事処 山清水】

新潟県阿賀野市出湯1178

営業時間 11:00〜14:00、17:00~19:30

定休日 火・水曜日

 

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