妙高市でUber Taxi開始 ハイヤー協会加盟の3社15台が参加、インバウンド需要に対応
妙高市ハイヤー協会(新潟県妙高市)に加盟するタクシー会社3社はこのほど、Uber Technologies(アメリカ合衆国)が提供する配車サービス「Uber Taxi」の提供を開始した。妙高高原地域を中心に増加するインバウンド客や、温泉街・スキー場周辺の輸送需要に対応する。
サービスを開始したのは、アイエムタクシー株式会社(新潟県上越市)、新井タクシー株式会社(新潟県妙高市)、高原タクシー株式会社(新潟県妙高市)の3社で、登録車両台数は計15台。利用者はスマートフォンアプリを通じて近くのタクシーを予約でき、運賃は従来通りメーターで計算される。
決済はクレジットカードやPayPalアカウントを事前登録することで、乗車時に自動決済され現金のやりとりが不要となる。また、車種の選択が可能なほか、事前にドライバー情報を確認できる。利用者とドライバーが相互に評価する仕組みも導入している。
UberTaxiサービス開始について、妙高市環境生活課の長谷川賢治課長は、「冬の観光シーズンが訪れる妙高市においてUber Taxiのサービスが開始されることは、インバウンド観光客の移動利便性の向上に大きく寄与するものと期待しています。また、地元タクシー事業者の営業機会拡大にもつながるものと考えています。今後も地域の交通事業者と連携しながら、利便性と持続性の両立を図っていきたいと考えています」とコメントしている。
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