【キシャメシ年末年始SP】編集部厳選・新潟のアツアツグルメ 石黒大判屋(長岡市旧与板町)の大判焼き

年末年始のキシャメシは、寒い季節に身も心も温まるアツアツグルメ。にいけい編集部メンバーのイチオシをご紹介する。新潟県のあちこちから「熱を感じる」温かメニューを取って出し。

与板の冬といえば昔からコレ、マジで大判な大判焼き

 

「新潟のアツアツグルメ」と聞いて、最初に浮かんだのがこれだった。長岡市の旧与板町。商店街の一角にある石黒大判屋の大判焼きだ。商店街を走っていると、この季節なら路駐の車が連なっている(平日でも)からすぐにわかる。

新潟では大判焼き、関東方面では今川焼、関西では回転焼きなど全国で呼び名が変わるおやつ。ちなみに記者の地元北海道では「おやき」と呼ばれ、長野県の「あれ」と紛らわしいことになっている。

石黒大判屋(長岡市)

なぜかこの辺の人達は、この季節に客が来たり人が集まったりすると、何かと大判焼きを供するのだという。そのためか客たちは皆、1個180円の大判焼きを10個ほど買い求めていく。なぜかはわからない。以前、与板出身の友人に聞いてみたがやはり「なぜかはわからない」と言っていた。ちなみに界隈で大判焼き専門店はここだけだから、特に土地の名物ということでもないようだ。寒い季節はいつ行っても順番待ち必至で、電話予約してから行った方が良いと聞く。

そして、ここの大判焼きが、掛け値なしに大判過ぎる。一般的な大判焼きの1.5倍見当か、一説には1個で200g以上あるらしい。大判焼きは「あの」金型に生地を入れ、あんこやクリームを載せて、生地の入ったもう一方の金型と上下ドッキングさせ、回転させながら焼かれるのが一般的。ここのは金型自体の規格が大きめなのか、入れる生地の量も多いのか、とにかくデカい。上下合わせる際に、充填した生地があふれて横に広がるのだが、はみ出したままお構いなしに焼かれる。出来上がると、サイドの継ぎ目部分がヘゲへゲに膨らんでいて、これが何ともお得な気分になる。

写真ではわかりにくいが、ずっしりとデカい。厚みが違う

具はあんこ、クリーム、チーズの三種類。本日はあんこ2個、クリーム2個をゲットした。受け取ると、たった4個とは思えないずっしりとした重量感。記者も何度か食べたことはあるが、いつも「こんなにデカかったっけ」と思う。

あんこもびっしり。極厚そして極アツ!

近くの空き地で「あんこ」を実食。いやアツアツ美味いね。この「熱ごと喰っている」感覚、たまんねえな。粒あんもたっぷり入っているが甘すぎなくて良き。豆の味がしっかりある良質な小豆を使用しているのがわかる。また生地が美味いんだ、ふかふかで肉厚で。パンケーキ一食分くらいあるんじゃないか、これ。

「あんこ」を1個食べきり、「返す刀でクリームも」と思ったがさすがにキツかった。ごっそさん。

与板から家に着くまで、寄り道したので3時間ほど経過したが、土産に買った大判焼きはまだほんのり温かかった。食べ物の「熱」というのは、美味しさの構成因子の中でも重要なパートだと実感する。

(編集部I)

【石黒大判屋】

新潟県長岡市与板町与板227−1

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