【ジープ島からの贈り物】第11話 世界一の絶景は人の心である 渡会和馬
(編集部注)この原稿は赤道直下のジープ島からインターネット回線を通じて日本に送られています。

ジープ島
ジープ島は、2009年に世界1の絶景に選ばれた。僕も2023年からジープ島に来て、そろそろ3年が経とうとしている。
正直な話をしようと思う。初めて来た時から2年目ぐらいまでは、ジープ島の絶景に酔いしれていた。
しかし、最初の感動が今あるかというと、嘘になるかもしれない。今現在、僕は日本人で間違いなく1番この絶景を見ているだろう。
しかし、時が経つにつれて僕の中で増していく感動があった。それがお客様の、人の心だった。

世界一の絶景は人の心

この島では大人も心から喜ぶ
海の絶景をジープ島を感じに来るお客様達は、ジープ島を見て泣いたり満点の星空を見て涙をこぼす。朝陽や夕陽を観て心を癒されイルカに出会えば心から喜び笑顔になる。その心は、前向きな心ばかりではないだろう。
何かを忘れたくて変えたくて手放したくてそんな心を感じることもある。自然の中では繕いきれず、心が声を上げる様に想いが溢れていく。僕は、そんな瞬間をジープ島で何度も何度も目にした。
涙を流し笑い、手を取り合いジープ島で共に過ごす中で感じたこと。”世界一の絶景は、人の心である”と。自然こそ人の心を絶景にする。ジープ島という地球上で最も美しいと言われた絶景から教えてもらった想い。
人が1番、忘れてはいけない大切にするべきものが”心”なんだと思う。僕は、人が大好きだ。だからこそ、誰よりも人と心で苦労していき乗り越えていきたい。
吉田さんがジープ島を開島した時に、誰よりも孤独の中で人の大切さを感じた様に人の痛みと喜びを誰よりも分かる。そんな、優しい人間になる為に。世界一の絶景である人の心をこれからもジープ島で守っていく。

ジープ島での渡会和馬さん

絶景と人