街なかに歓声、神社に祈り 新潟県長岡市で迎えた2026年
長岡市大手通のシティホールプラザアオーレ長岡では2025年12月31日、新年の幕開けを祝おうと多くの市民が集まった。当日は生憎の雨であったが、年越しのカウントダウンイベントには、家族連れや若者らが詰めかけ、年の変わり目を共有した。施設内にある城内稲荷神社では、参拝者に向けて氏子による甘酒が振る舞われ、寒さの中、参拝者が手渡された甘酒で体を温めていた。

雨の中参拝客に甘酒が振る舞われた
アオーレ長岡ナカドマに設置されたビジョンには30秒前から数字が表示され、会場の雰囲気は次第に高まっていった。20秒前、10秒前と刻まれる時間に合わせ、人々の視線は画面に集中する。「3、2、1、0…」。日付が変わった瞬間、会場内のあちこちから歓声が沸き起こり、2026年の到来を祝った。

カウントダウンがゼロになると、大きな歓声が湧き上がった
新年の幕開けと同時に、毎年恒例の安藤栄治長岡市商店街連合会理事長による福まきも行われ、会場は大きな盛り上がりを見せた。
安藤栄治理事長は、「2025年は、経済面や家庭面で厳しい一年だった」と振り返り、「2026年は健やかに過ごしたい」と新年への思いを語った。

「2026年は健やかに過ごしたい」と安藤栄治理事長
また、アオーレ長岡のイベントに参加した長岡市内在住の上村祐二さん(51)は、「2025年は病気もせず、健康に過ごすことができた。2026年も引き続き健康に過ごしたい」と話した。

「2026年も引き続き健康に過ごしたい」と上村祐二さん
一方、長岡市内の平潟神社では、二年参りや初詣の参拝客で境内が賑わった。冷え込みの中、参拝客は列を作り、一年の無事や健康を祈った。
参拝に訪れていた長岡市内在住の桑原一(はじめ)さん(42)は、「人との縁が広がった一年だった」と2025年をしみじみと振り返り、「今年(2026年)は日本経済が活気づいてほしい」と話した。

「2025年は、人との縁が広がった一年だった」と語る桑原一さん
街なかに響いた歓声と、神社に込められた静かな祈り。それぞれの希望と不安を胸に、長岡の2026年が静かに幕を開けた。
今年は午年。颯爽と走る馬の姿を重ねながら、前を向いて、軽快に一年を駆け抜けたい。
(文・撮影 湯本泰隆)