群馬の後継者向けイベント「GUNMAアトツギサロン」が16日開催 新潟の老舗カトラリーメーカー・燕物産の捧専務が登壇

燕物産のプレスリリースより

群馬県が主催する後継者向け交流イベント「GUNMAアトツギサロン Vol.3」(1月16日開催)に、燕物産株式会社(新潟県燕市)の捧開維専務取締役が登壇する。捧専務は同社の11代目。イベントでは本格化する世代交代の準備や、ものづくり企業としての承継の実情を共有。異業種の跡継ぎとの対話を通じ、地域産業の未来を考える。

「GUNMAアトツギサロン」は、企業後継者(アトツギ)向けの交流会として2025年11月にスタートした異業種・異世代の交流コミュニティ。「Vol.3」は1月16日18時から20時、群馬県庁32階の官民共創スペース「NETSUGEN」で開催。定員は20人程度(先着順・アトツギ優先)、参加費は無料。

「燕物産のような新潟県の老舗製造業の後継者が、群馬県内の中小企業経営者と異業種交流できる機会は稀少。燕物産が拠点とする燕三条地域で培われたものづくりの考え方や、老舗企業ならではの承継期の葛藤を共有することで、地域や業種を越えたアトツギ同士の対話を促進したいと考えている」という。

捧開維専務取締役(11代目)と、捧吉右衛門代表取締役社長(10代目)プレスリリースより

燕物産は1751年に金物屋として創業。1911年に金属洋食器の製造を開始し、燕三条地域が日本有数の金属洋食器産地へと発展する礎を築いた。

今回登壇する捧専務は慶應義塾大学大学院理工学研究科修了後、銀行勤務を経て2020年に燕物産へ入社。入社以降は経理部門から現場改革に着手し、人事・広報・製造管理・営業・開発まで横断的に関与。制度整備や業務の再設計など、内側からの改革に取り組んできた。

燕物産によると、捧専務は今回のイベントについて「今回の登壇は、単なる交流イベントへの参加ではない。会社に戻ってからの5年間、現場で積み重ねてきた試行錯誤や意思決定を言語化し、同じ立場にあるアトツギと共有することで、自身の取り組みを言語化し、客観的に捉え直す機会」と捉えているという。

 

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