謎解き×演劇で土木体験 長岡高専生が児童向けワークショップ(新潟県長岡市)
謎解きとモノづくりを組み合わせた体験型ワークショップ「謎解き×モノづくり 作って発見コンクリートキーホルダー」が2026年1月10日、ミライエ長岡で開かれた。主催は長岡工業高等専門学校の学生からなるBe-Miceで、約50人の学生で構成されている。普段は土木建設業界のPR活動に取り組んでいる。今回は長岡市内の小学1年生から6年生20人を対象に、演劇形式で謎解きを行いながら、アスファルトについて理解を深めてもらうことを狙いとした。
子どもたちは学生とともに謎解きを楽しみながら、あらかじめ用意されたシリコン製の型にコンクリートを流し込み、アスファルトを使ったオリジナルキーホルダー作りにも挑戦した。

小学生20人対象に行なった
固まった作品を型から外すと、「かわいい」「きれいにできた」などと声を上げ、出来栄えを確かめる様子が見られた。
学生たちの指導に当たった込山晃市技術専門職員によると、今回の演劇はシナリオ作りから演出まで全て学生が自分たちで手がけたという。冬休み前に台本が完成し、約2週間の練習期間を経て当日の本番に臨んだ。

学生たちの指導に当たった込山晃市技術専門職員
参加した長岡市立大島小学校6年の平澤遥香さん(11)は、大人気のアニメキャラクターをかたどったキーホルダーを作り、「意外と簡単な材料で作れた。混ぜて型に詰めるのが楽しかった」と話した。長岡市立黒条小学校4年の桐生咲多郎さん(9)も「楽しかった」と感想を述べ、ワークショップ修了の証として学生たちに手渡された『コンクリート認定証』を大事そうに手にしていた。

お気に入りの一品が完成した平澤遥香さん

「楽しかった」と桐生咲多郎さん
子どもたちと制作を共にした長岡高専2年のさほさん(17)とさよさん(17)は、演劇で役柄を演じながら、コンクリートの扱い方から型の外し方までを指導した。過去には越後長岡丘陵公園などでも同様のワークショップを行ったといい、「子どもたちにコンクリートについて説明するのが難しい」と語った。

「子どもたちにコンクリートについて説明するのが難しい」と語るさほさん(17)とさよさん(17)
(文・写真 湯本泰隆)