新潟県内の雪による人身被害は今冬合計64人に 死者は11人、除雪作業中の転落死亡事故が相次ぐ

新潟県庁
新潟県の防災局危機対策課が1月26日、同日14時時点の県内における今冬の雪による被害の状況を発表した。
今回の集計により、今冬の雪による県内での死者は11人、重傷者は19人、軽傷者は34人で、人的被害の合計は64人となった。このうち、雪下ろしなどの除雪作業中の事故が35人、側溝などへの転落が1人、屋根雪落下などによるものが1人、除雪機事故によるものが12人、疾患発症を含むその他が15人だった。
1月24日には、小千谷市で70代男性が自宅前の路上で倒れた状態で発見され、救急搬送されたが、その後病院で死亡が確認された。自宅2階の下屋の除雪作業中に誤って転落したものと推定される。1月25日には、十日町市で50代男性が自宅敷地内で倒れている状態で発見され、救急搬送されたが、その後病院で死亡が確認された。自宅3階屋根にスノーダンプが置かれていたことから、除雪作業中に誤って転落したものと推定される。
重傷事故も相次いでいる。1月22日には柏崎市で70代男性が自宅敷地で除雪機を操作中に誤って側溝に転落し、低体温症や右耳の裂創などを負った。1月23日には同市で60代男性が自宅敷地内の除雪作業中に滑って転倒し、足を負傷した。
1月24日には村上市で60代女性が自宅敷地の除雪作業中に滑って転倒し、腰椎圧迫骨折を負った。同日、十日町市では50代男性が車庫の屋根の雪下ろし作業のため、屋根に上る際に途中で足を滑らせ落下し、腕を開放骨折した。
1月25日には南魚沼市で40代男性が自宅敷地内を除雪機で除雪作業中に除雪機のキャタピラに長靴のひもが絡まり、足のアキレス腱断裂の疑いで負傷した。同日、同市では70代男性が自宅脇で倒れているところを近隣住民が発見し、救急搬送された。屋根から落下した雪により、側頭部に血腫を負ったという。