負債13億円、清水商事が破産 売上12億円台でも立て直せず

東京商工リサーチ新潟支店によると、家庭用日用品雑貨卸の清水商事株式会社(新潟県三条市)は1月28日、新潟地裁三条支部より破産開始決定を受けた。負債総額は13億1,400万円。

同社は1946年に創業した雑貨卸販売業者。従前より同業との差別化に努め、新規商材の開発と販売を手掛けていた。2014年からは害獣忌避剤を扱い、さらに2016年5月から波佐見焼(長崎県)の「くらわんか碗」の販売を開始するなど、取扱品を増やし競合先との差別化が図れるアイテムを提供していた。

ただし採算性の改善が慢性的な課題であったことから、2023年1月頃より水面下でスポンサーを募るなど事業の立て直しを試みてはいたものの、スポンサー探しは不調に終わり、2024年1月期の売上高は12億円まで低下、1億3,500万円の経常赤字となり、続く2025年1月期も12億円台の売上に留まり、経常損失は3,500万円に拡大し、さらに累積赤字も膨らんでいた。

仕入価格が高騰する中、物価高により消費者の購買意欲が低下、遂に支えきれなくなり、今回の事態に至った。

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