【倒産情報】ニット生地製造の吉田整理(見附市)が事後処理を一任、工場火災と消費不振で売上激減

東京商工リサーチ新潟支店によると、吉田整理株式会社(新潟県見附市)は、1月29日付で事後処理を弁護士に一任した。負債総額は約1億9,000万円。

1980年11月に法人化となった老舗のニット生地製造業者。長年の業歴の中でノウハウを蓄積し、高い技術力を背景に特殊なニット生地の整理加工に強みを有していた。そのため、アパレル企業と連携しながら難易度の高い製品を提供するなど、1997年10月期は売上高3億3,000万円をあげていた。

しかし、2022年4月、工場で火事が発生して大半を焼失、製造機能が大幅に低下したうえ、繊維業界自体も工場の海外移転、ファストファッションの台頭、少子高齢化、景気低迷に伴う消費不振など環境は長きにわたって苦しかった。そのような中、2025年10月期の売上高は4,500万円に縮小するなど、先行きへの見通し難から今回の事態に至った。

新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは213件目となる。

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