長岡市次期総合計画が最終局面 進捗管理の在り方で意見交換も(新潟県長岡市)
新潟県長岡市では現在、長岡市民や有識者によって構成された策定委員会のもと、次期総合計画の策定が進められてきた。これは、2026年度から2035年度までの今後10年間の市政運営の基本方針を定める重要な計画だ。策定委員会は市長の付属機関として設置され、経済、教育、医療・福祉、子育て分野の関係者のほか、公募で選ばれた学生なども参加し、20人以上で構成されている。多様な立場から意見を集め、これまで計6回にわたり議論を重ねてきた。

この日、策定院会としては最後の会合となった
最終回となる6回目の委員会は1月22日、長岡グランドホテルで開かれた。大雪の影響で一部委員はオンラインで参加したが、市民から寄せられた意見や前回会合での指摘を反映した計画案が示され、活発な議論の末、計画案は概ね了承された。委員の一人である坂田匠委員は、「長岡市の課題は新潟県、さらには日本全体の問題でもある」と指摘した。会合では、「計画を誰が責任を持って推進するのか」といった実行体制や、「どのように進捗をチェックするのか」といった検証の仕組みについて意見が交わされた。計画の市民への周知方法について、近藤保子委員が同席していた市議会議員らに問いかける一幕もあった。
大原興人委員長は、長岡市の担当職員に対し、「質問に対して迅速に答えてもらい、市民に開かれた市政を目指す姿勢を感じた」と評価。また本紙の取材に対し、「これまでとは違う形の計画をつくろうと市から声をかけられ、期待を持って臨んだ。長岡市には期待している。とても良い計画ができたので、ぜひ実行してほしい」と述べた。

総合計画の策定が概ね完了し、ほっとした様子を見せる大原興人委員長
今回の委員会で策定された総合計画は、この後、磯田達伸市長によって確認され、2026年2月4日に行われる大原委員長らによる長岡市長への答申をもって概ね完成となる。
(文・写真 湯本泰隆)