長岡市総合計画策定委員会が長岡市長へ答申書を提出 「変わるれ! 長岡」掲げ イノベーション先進都市へ
長岡の将来像やまちづくりの方針を示す「長岡市総合計画」。現計画が3月末で終期を迎えることから、市民や学識経験者らで構成する策定委員会が、1年4カ月にわたり次期計画の検討を重ねてきた。検討結果がまとまったことから、2月4日、アオーレ長岡4階第一応接室で、委員を代表する8人が磯田達伸長岡市長を訪問し、計画案を答申した。
計画は2026年度から2035年度までの10年間の市政運営の基本方針を定めるもので、キャッチフレーズに「変わるれ! 長岡 住み続けたい 戻ってきたい 選ばれるまち〜イノベーション先進都市〜」を掲げ、長岡市の将来像を明確に示した。
答申には、大原興人委員長、佐々木順子、広川和義両副委員長ら8人の委員が出席。大原委員長が答申書を手渡し、その後、記念撮影が行われた。

磯田達伸長岡市長と歓談する長岡市総合計画策定委員
計画案については、策定委員会での議論を重ね、多くの意見やパブリックコメントを反映して取りまとめられた。当初案を精査し、修正を加えたことで、より実効性のある内容に仕上がった。
また、策定過程では、市民参加の重要性が強調された。行政が統計データを中心に現状を把握する傾向がある中、市民の声を取り入れることで、実態に即した「地に足のついた」計画になったという。総合計画の主役は市民であり、行政は予算確保や支援を担う立場として取り組むべきだとの認識も示された。
キャッチフレーズ「変わるれ! 長岡」には、社会や経済を取り巻く外部環境の変化に応じて最適な施策を選択し続ける姿勢と、変革への強い意志を込めた。長岡市がイノベーション先進都市として挑戦を続ける決意を象徴する言葉と位置付けている。

磯田達伸長岡市長に答申書を提出する長岡市総合計画策定委員
答申を受け、磯田市長は「非常に中身の濃い、踏み込んだものをいただいた。策定委員会の皆さまの意見を踏まえ、良い計画ができたのではないか。心から感謝申し上げる」と述べた。大原委員長は「まずは一安心。作って終わりではなく、実行は市長の手の中にある」と話した。磯田市長は取材に対し、「市民の皆さまとしっかり取り組める計画になった。市民の意見を取り入れた総合計画だという意識のもと実行していきたい」と強調した。
市は今後、答申内容を踏まえて最終調整を行い、市政施行120周年の節目の年となる2026年4月1日から計画に基づく施策を開始する。
(文・写真 湯本泰隆)