【商店街を若者が挑戦できる場所に】一ノ木戸商店街のTREE、「ふるさとづくり大賞」で総務大臣賞を受賞(新潟県三条市)

左から、協同組合一ノ木戸商店街の理事長・星野健司氏、TREEの代表取締役社長・中川裕稀氏、三条市の滝沢亮市長

株式会社TREE(新潟県三条市)がこのほど、総務省が主催する「令和7年度(2025年度)ふるさとづくり大賞」でふるさとづくり大賞(総務大臣賞)を受賞した。同社は三条市の一ノ木戸商店街で中心市街地拠点施設「TREE」を運営するほか、創業・起業支援やアニメによる聖地化の取り組みなど、様々な活動を行っている。

中心市街地拠点施設「TREE」は2017年にオープン。一ノ木戸商店街の店舗と連携したコラボ商品の開発をはじめ、近年は三条市を舞台にしたアニメ「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」による同市の聖地化の取り組みにも関わった。

一ノ木戸商店街(2023年6月撮影)

若者の創業・起業支援も力を入れている取り組みの一つだ。事業を始めたい人を対象に、「TREE」内にある委託販売棚に試験的に商品を陳列できるといった気軽なものから、本格的な伴走支援まで、様々な取り組みを実施している。TREE代表取締役社長・中川裕稀氏によると、委託販売棚の利用も含めると年間50団体ほどを支援しており、特に学生から30歳代までの若い利用者が多いという。

TREEはこれまでにも「第15回地域再生大賞」関東・甲信越ブロック賞(2025年)や、「あしたのまち・くらしづくり活動賞」主催者賞(同)を受賞してきており、今回は全国各地で「ふるさと」をより良くしようと活動している団体や個人を表彰する「ふるさとづくり大賞」を受賞した。「商店街と若者というキーワードに振り切った数々の施策が慧眼」や「各種イベントの開催などで来訪者を増加させるとともに、若者のチャレンジの場をつくり、子どもたちのシビックプライド醸成や地域活性化に寄与した」(総務省のふるさとづくり大賞事例集より)と評価された。

報告の様子

2月13日昼、TREEの中川氏と協同組合一ノ木戸商店街の理事長・星野健司氏が三条市の滝沢亮市長に受賞を報告した。滝沢市長は「若者が活躍して様々な方面へアピールの機会を作っていて、嬉しい限り。受賞が商店街全体の自信になって活性化して、会合の出席率も上がって、これまで以上にいい流れになっている」と話した。

中川氏は「(ふるさとづくり大賞は)さらに上に総理大臣賞がある。私たちもさらにブラッシュアップして、また次も狙っていきたい」と意欲を語った。

 

【関連リンク】

総務省「令和7年度ふるさとづくり大賞受賞者の決定」

 

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