男性育休50%の小規模整備工場も評価 新潟労働局、子育て・女性活躍で県内3社を認定

新潟労働局が入居する新潟美咲合同庁舎

新潟労働局は、子育て支援や女性活躍の取り組みが優良な県内企業として、川崎自動車株式会社(新潟県燕市)とエヌシーイー株式会社(新潟市中央区)を「くるみん認定」、株式会社笹川建設(新潟県糸魚川市)を「えるぼし認定」とした。

燕市の川崎自動車は、自動車整備業の小規模事業者ながら働き方改革を進め、制度の周知や管理職研修、有給取得の促進などを実施。配偶者出産時の男性育休取得率50%、女性100%を達成し、家庭と仕事を両立できる職場環境づくりが評価された。かつて制度整備が十分でなかった同社は、段階的な改善により育休取得をためらわない社風へ転換したという。

新潟市のエヌシーイーは、育児休業や短時間勤務制度の活用促進に加え、柔軟な働き方の導入や時間外労働の削減を進め、従業員が子育て期でも働き続けられる環境を整備。計画的な有給取得の推進や社内周知の取り組みが評価された。

一方、えるぼし認定を受けた糸魚川市の笹川建設は、女性技術者の採用や管理職登用を進めるとともに、育児・介護と両立できる制度を整備。建設業界ではまだ少ない女性活躍の体制づくりを進めてきた点が認められた。

くるみん認定は子育て支援の取り組みが優良な企業、えるぼし認定は女性活躍推進の状況が優れた企業に与えられる制度で、新潟労働局は「働きやすい環境づくりが人材確保にもつながる」として県内企業への普及を図る方針だ。

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