【ニット産業の地盤沈下】老舗ニットメーカー・丸悦機業(見附市)が破産開始決定

倒産情報

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、有限会社丸悦機業(新潟県見附市)は2月26日、新潟地裁長岡支部より破産開始決定を受けた。負債総額は3,175万円。

同社は1983年7月27日に設立された、業歴42年余の老舗ニット製品製造業者。近年は製造を外注に依存する形態で供給体制を確立し、長年の業歴からニット製品販売事業者向けに受注基盤を固めてきた。

しかし、安価な海外製品の台頭でニット産業の地盤沈下に歯止めがかからない中、原油高や円安、物流費の高騰など調達コストが増大の一途をたどり、価格転嫁の遅れが収益をむしばんでいた。加えて、業界特有の慣習として、過大な在庫負担が資金繰りを圧迫、こうした状況に改善の兆候も見られず、先行きの見通し難から事業継続を困難と判断し、今回の事態に至った。

 

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